
2025年12月1日、AcerはChromebox CXI6を販売展開しています。Intel Core 7 150Uプロセッサを搭載し、省スペースながら最大4画面出力に対応した、ビジネスや教育現場に最適な1台です。
2025年12月1日、AcerはAcer Chromebox CXI6を販売展開しています。Intel Core 7 150Uプロセッサを搭載し、省スペースながら最大4画面出力に対応した、ビジネスや教育現場に最適な1台なんです。
スペック

| ■ Acer Chromebox CXI6 | |
|---|---|
| プロセッサ/主要チップ | Intel Core 7 150U (Raptor Lake-R) |
| グラフィックス/アクセラレータ | Intel Graphics |
| メモリ | 16GB(DDR4-3200 搭載構成) |
| ストレージ | 256GB M.2 PCIe NVMe SSD |
| インターフェース | 前: USB-A 3.2 Gen 2 x2, USB-C 3.2 Gen 2 x1, Audio, microSD 背: HDMI 2.1 x2, DP 1.4 x1, USB-A 3.2 Gen 2 x2, 2.5GbE, DC-IN |
| 電源/消費電力 | 90W アダプタ, TDP 15W |
| OS/ソフト | Chrome OS |
| サイズ/重量 | 166.5 x 165.8 x 43.8 mm |
特徴
主要コンポーネント
心臓部はIntel Core 7 150U。Raptor Lakeアーキテクチャ(Series 1)を基にした、最大10コア(2P+8E)、クロック周波数最大5.4GHzのプロセッサです。内蔵GPUはIntel Graphicsで、日常業務や軽い編集作業には十分なパフォーマンスを発揮します。 消費電力はベースTDP 15W(ブースト時最大55W程度)と省エネ設計。ファンの音がほとんど気にならないレベルで、静音性が高くホームオフィスにも最適です。
メモリとストレージ
メモリは16GB(DDR4-3200)を搭載し、2つのスロットによりユーザー自身での交換・拡張が可能です。ストレージは256GB M.2 PCIe NVMe SSD。microSDカードスロットも備え、データ移行や一時保存に便利です。
補足:2.5インチベイは非搭載のため、ストレージ拡張はM.2 SSDの換装か外付けドライブ、またはクラウドストレージの活用が基本となります。
生成AI性能
Core 7 150Uには専用NPUは非搭載です。Chrome OSの軽快さもありサクサク動作しますが、専用AIタスクはCPU/GPU頼みとなります。画像生成などの重い処理よりは、クラウドベースのAIサービス活用がChromeboxらしい使い方と言えるでしょう。
その他(ネットワーク/ポート/給電/冷却 等)
- ネットワーク:Wi-Fi 6E(6GHz帯対応)+Bluetooth 5.3、有線は2.5G Ethernetを搭載。大容量ファイルの転送もスムーズです。
- I/O/映像:HDMI 2.1 x2とDisplayPort 1.4により、最大4台のディスプレイ同時出力(USB-C含む)が可能。4K@60Hzのマルチモニター環境を簡単に構築できます。
- 設置:VESAマウント対応。モニター裏に固定してAll-in-Oneのように使えます。
競合のひとこと:ASUS Chromebox 5などが競合になりますが、CXI6はポート数の豊富さと最新の接続規格(2.5GbE, Wi-Fi 6E)で拡張性に優れています。
外観(I/O配置・サイズ感・設置方法)
筐体はマットブラック仕上げのシンプルなデザイン。サイズは約166.5 x 165.8 x 43.8 mmとCDケースを数枚重ねた程度のコンパクトさで、デスク上の場所を取りません。 前面には使用頻度の高いUSB-A x2、USB-C、microSDスロット、オーディオジャックを配置。背面にはHDMI x2、DP、2.5GbE、残りのUSBポートが集約されており、ケーブル類をすっきりとまとめられます。
画像(公式)とコメント

前面にUSB-A 3.2 Gen 2 x2とUSB-C 3.2 Gen 2、microSDカードスロットを装備。電源ボタンやアクセスランプも視認しやすい配置です。

HDMI 2.1 x2とDisplayPort 1.4を備え、マルチディスプレイ構築に強力な仕様。2.5G LANやロックポートもしっかり備わっています。
まとめ
Acer Chromebox CXI6は、省スペース×多画面出力×高速ネットワークを実現した、実用性の高いミニPCです。Chrome OSの管理のしやすさと相まって、教育機関や企業のシンクライアント、サイネージ用途はもちろん、自宅での事務作業用としても優秀です。 重い3Dゲームやローカルでの重厚なAI処理には向きませんが、豊富なポート類と4画面出力という拡張性は、作業効率を最優先するユーザーにとって大きな魅力となるでしょう。
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